思いがけないASMR

自分にとってASMRになり得るのは人の気配が重要なのかも知れない。

ASMRとは「人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地よい、脳がゾワゾワするといった反応・感覚」のこと。
ASMR - Wikipedia

自分にとってこの「心地よい、脳がゾワゾワ」する感覚ってのは、「害のない他人が自分の近くの視覚外で作業している気配」に感じていた。
※例えば会社でプリンターのメンテナンスをしている作業員の気配とか

先日、ちょっと別のパターンでASMRを感じることがあった。
社内で向かい合わせの机。
お互いにPCディスプレイがあるので顔を見えない(知ってる人が座っているのは分かっていた)。
向かい側に座っている人がマウスパッドを敷いていないためか、マウスを動かすたびにカタカタと音がなる。
なぜかその音にゾワゾワしてしまった。
※向かい側に座っている人はたまに話す程度で好意も嫌悪も無い

今まではパーソナルスペースに害のない他人がいて何かをしていることがトリガーなのかと思っていたが、そうでもないパターンもあるみたいだ。
音程なのかリズムなのかわからないがしばらく耳を傾けてしまった。

作業用音楽として環境音を聞くことがあるが、心地よいという意味では同じかも知れないが、ASMRと環境音は違うものだと思う。
ASMRの心地よさはリラックスではなく快感に近いと思う。ある意味興奮してしまって集中することが出来ない。
一方環境音の心地よさはリラックス何だと思う。自分にとって目立った音のない世界は却って色々な音が気になってしまうが、耳障りの良い環境音の世界は気になる音を排除して眼の前の作業に集中させてくれる気がする。

※ちなみに環境音としてよく聞くのはこれ
眠れない夜のための焚き火映像8時間 “ Picture of bonfire 8 hours ” - YouTube

ASMRはたまに思いがけず聞くぐらいが丁度いい